トップ・ミドル・ベースノートってなに?香水の成分について詳しく解説!

Perfume

こんにちは!香りの処方せんブログです。

お店やネット上で香水を選ぶ時によく「トップノートはーー」とか「ベースとしてーーが使用されてて」みたいな説明をされることありませんか?

へぇーと思いながら聞き流す人も多いかもしれませんが、これ実は香水選びの大きなポイントになるんです。

実際に購入後、「思ってたのと違う、、」「なんか香り変わってる、、」なんてことになって、使い切れず部屋のオブジェと化している経験のある人も少なくないと思います。
(私の家にも10年ほど飾られている可哀そうな香水がいます、、、)

この記事ではそんな悲しい運命を辿る香水を無くすべく、香水選びでも大事になってくる香水の成分について詳しく解説していきます!




トップ・ミドル・ベースノートとは

香水は何十、場合によっては何百種類もの香料が混ぜ合わせられて一つの香りができています。

その香料のひとつひとつはそれぞれ揮発性に違いがあり、その揮発性に応じて早い順番にトップノート、ミドル(ハート)ノート、ベース(ラスト)ノートと分類されます。

これらの揮発速度の違いによって香水は香りが少しずつ変化していくのです。

トップノート

5分~15分程度で揮発するものをトップノートと呼びます。

香水の第一印象を決める香りであり、柑橘系やハーブのような爽やかな香りが多いのが特徴です。

皆さんがお店で香りを嗅ぐ時は基本的にこの香りが非常に強く出ています!

ミドル(ハート)ノート

30分~3,4時間程度で揮発するものをミドルノートと呼びます。

香水の中では一番長く香るため、香水の核という意味でハートノートとも呼ばれます。

フローラルで華やかな印象のものが多く、実際に香水を身に着けた際はこの香りが最も印象に残ります。

ベース(ラスト)ノート

3,4時間~半日程度で揮発するものをベースノートと呼びます。

香水の最後の香りのためラストノートと呼ぶことも多く、甘い香りやくすんだ香りなど他のノートよりもバリエーションがあるのが特徴です。

作者がブレンドする時は一番配分が繊細だと感じる部分で、ここの配分を少し変えるだけで全体に絶妙なバランスが出るので敢えてベースノートと呼ぶようにしています。

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香水の成分は?

香水は各ノートをバランスを見ながら調香した香料とエタノール、精製水から構成されます。

香料

香水のメインとなる香り成分です。

各ノートを調香師が試行錯誤しながらバランス良く配合することで、一つの香りとして表現されます。

調香師ってほんとにすごくて、完成形をイメージしながら途方もない調整を少しずつ手作業で行っているんです。すごい。。

エタノール

香水の香料をうまく溶かして混ぜ合わせるため、また香りが拡がるための役割を担っています。

トップノートよりもさらに揮発性が高く、単体だと鼻にツンと抜けるようなアルコール成分です。

ちなみに香水はこのエタノールの濃度によってパルファムからオーデコロンまで種類があり、主に香りの強さと持続時間が変わってきます。

精製水

一言でいうと「水」のことです。

水道水に含まれる塩素などは香料を変化させる性質があるため、純度の高い精製水を使用します。

香水は香料とエタノールだけでは肌への刺激や香りが強すぎるため、精製水によってある程度薄める必要があるわけです。




香水選びの注意点

香水の成分については基本的にはどこのブランドでも大差はなく、香り成分である香料の部分でそれぞれの香水の印象は大きく異なります。

実際に香水を選ぶ際に注意したいことを作者の経験を元にまとめましたので紹介していきます。

トップノートだけで決めつけない!

お店で香水選びをする時は必ずと言っていいほどムエット(紙のやつ)に吹きかけてもらって香りを嗅ぐことになります。

ここで注意してほしいのは、初めに香りを嗅ぐ時はトップノートが強く前に出ているということ。

香水の醍醐味といえば香りが少しずつ変化するところにあります。

この時「いい香り!」だと思ってもミドルノートやベースノートが気に入らなければ、購入して身に着けてみるとなんか違うなぁとなってしまうのです。

オススメは一度香りを嗅いでからしばらくムエットを持っておき、10分~15分してからもう一度確認してみるという方法です。

逆に言えば最初はあまり印象に残らなくともミドルノートがとても気に入るかもしれませんので、第一印象だけで決めてしまってはとても勿体ない香水選びになってしまいます。

香りが分からなくなったらコーヒー豆!

何度も色々な香りを嗅いでよく分からなくなった、気持ち悪くなってしまったみたいな経験ないでしょうか?

そんな時はコーヒー豆の香りを嗅ぐと嗅覚がリセットされます。

おいおい、コーヒー豆なんて持ち歩いてないぜ、という方。

安心してください。置いてますよ。

全てとは言わないですが、香水が置いてあるお店には大抵コーヒー豆が置いてあります。

なんでも知っている香りを嗅ぐと脳の香りメモリがリセットされるそう。。

鼻がうまく機能しなくなってきたら是非コーヒー豆を嗅いでみてください。

大きなサイズは買わない!

香水選びの際にもう一つ注意したいのは、大きなサイズを買わないということです。

間違いなく使い切れる!という方はいいのですが、作者の経験的には必ず余ります。

これでは少なすぎるかな?程度のサイズ感がオススメです。

万が一本当に少なすぎた場合、次に少し大きなサイズを買えばいいのです。

少なすぎたということはその香水はあなたのイメージ・個性に合った香水だということです。

一番避けたいのはボトルが可愛いから、大きなサイズの方がお得だからという理由で安易に大きなサイズを購入してしまうケース。

こちらも上手に香水を楽しむコツなのでぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

さて、今回は香水の成分と選ぶ際の注意点について解説しました!

香水にはそれぞれ香るタイミングがバラバラな香料が何種類も含まれていて、それによって第一印象と実際に身に着けた時の印象が異なることが多いというのを知ってもらえたかと思います。

実際選ぶ時にはミドルノート・ラストノートに何が入っているのかによって、その後の香りの変化をある程度イメージしてみることも大切です。

香水は見れば見るほど欲しくなるアイテムの一つですので、賢く買ってあなたに合った1本を探してみてはいかがでしょうか。

ではまた!




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