こんにちは!香りの処方せんブログです。
今回レビューするのは、あの有名なハイブランド「GIVENCHY」の甘い香水「L’INTERDIT」です。
読み方はジバンシィ ランテルディです、香水は読むのが難しい。。。笑
甘い香水を探してるんだけど甘ったるいのは違うんだよなぁという方にピッタリのこの香水、レビューしていきます!
ジバンシィってどんなブランド?
まずはジバンシィというブランドの始まりについて、簡単にご説明します。
創業者であるユーベル・ド・ジバンシイは1927年、フランスの貴族の家系に生まれました。
彼の家は芸術家一族でもあり、幼いころから様々な芸術に触れた彼はファッションデザイナーを志します。
当時ファッションデザイナーはいい職業ではないとされていたため、反対する家族を説得する形でファッション業界に足を踏み入れました。
そこからいくつかのメゾンで修業を積み、彼が今の「GIVENCHY」を立ち上げたのは若干24歳の頃。
1952年、フランスのアルフレッド通り8番地にオープンしたメゾンから始まりました。
その後はコレクションを発表するたびに世間から高く評価され、「モードの神童」という異名がつくほど有名になりました。
最近でこそハイブランドとして定着したジバンシィですが、2014年にオープンした表参道の路面店が日本初上陸と、日本での歴史はまだ10年ほどしか経っていません。
ブランドの印象は高級ながらも派手すぎず、大人向けで落ち着いているイメージです。
そのため、あまり見せびらかすような感じではなく、それとなく着こなしているオシャレさんが多いブランド、という印象です。
主張しすぎないけどよく見るとデザインがとてもオシャレという、もの好きにはたまらないブランドです。
ランテルディはどんな香り?
ランテルディは、かの有名な女優「オードリーヘップバーン」をイメージしてつくられた香水です。
実は彼女の映画衣装はジバンシィがデザインしたものが多く、彼女のことをよく知るジバンシィはその香水にフランス語で「禁断」という意味の「L’INTERDIT(ランテルディ)」という名前をつけました。
トップノートはグレープやピーチ、マンゴーをイメージさせるような、芳醇なフルーツの甘い香りがします。
他のフルーティー香水と違うのは、はじめからこの芳醇な甘い香りが「炸裂」するところです。
つけ過ぎ注意ですが、甘くてフルーティーな香りを感じたい人にはかなりオススメのトップノート。
そこから徐々に甘みが落ち着いていき、高級な花とパウダーを足したような上品な香りが前に出てきます。
甘い香りと相まって、落ち着いていながらも少し遊びのある優しい印象に。
最後は少しトロミのある樹木のような香りがプラスされて人肌に馴染むことで、自然でありながらもベールを纏ったような柔らかい香りに。
最初から最後まで大きな変化はないですが、少しずつ香りの主役が入れ替わるので、つけていてとても楽しい香りです!
実際に使ってみてオススメの付け方!
とにかく甘い香りはつけ過ぎに気をつけなければなりません。
甘い香りはうまく纏えば見えない「ジュエリー」、つけ過ぎるとあなたの足を引っ張る「足かせ」になってしまいます。
香り自体はかなり甘くフルーティーな香りなので、優しい・柔らかい印象にしたい時は片方の手首にワンプッシュ、もう片方にポンポンと叩いてつけてあげるのがオススメです。
人混みや電車など、不特定多数が密集する環境では足首につけて「香害」と言われるのを防ぎましょう。
お腹や太ももなど、体の中心の隠れた部分につけると、汗と混ざって少し雑味が出るかもしれないのであまりオススメしません。
ただし、汗をかきにくい夜や冬などはセクシーな雰囲気を出すことができるのでお腹や太ももなどもOKな香水です。
甘い香水についてはつけ方が難しいので、別の記事でいろんなシーンごとにオススメのつけ方をまとめています!
興味のある方はそちらも読んでみてくださいねー!
種類も豊富です!
今回ご紹介したランテルディは「オーデパルファム」でしたが、少し濃度が薄い「オードトワレ」もラインナップがあります。
こちらはオーデパルファムより少し甘さが控えめで、より軽い上品な印象を演出できます。
つけ過ぎ対策にもなりますが、その分フルーティーな甘みは減ります。
どちらを取るかで合う商品も変わってきますね。
また、20mlのロールオンタイプもあります。
こちらはスプレータイプと違って、持ち運びにかなり便利なのが特徴です。
スプレーではつけるとき周りに気を使って外でつけることが多いですが、これならちょっとしたタイミングで手首や耳の後ろなどにつけることができます。
ボトルもスマートなので、カバンの中で場所を取らなくてオススメです。
そのほか同じランテルディでも、時代のニーズに合わせてアレンジを加えた「ルージュ」「インテンス」などがあり、2023年9月1日からは新たに「ルージュ ウルティム」がラインナップとして登場しました。
こちらは従来のランテルディの甘い香りに比べ、フローラルさと落ち着いたウッディな香りをより前に押し出した香りになっています。
今なら他の人と被ることも少ないので、香水を置く棚に余裕のある人は先取りしてみたい香りですね。
まとめ
今回は高級ブランド、ジバンシィのランテルディについてレビューしました!
「甘い香水ってかなりクセがあって、1本欲しいけどイマイチなやつが多いんだよなぁ」と思っている方には、ぜひ試してみてほしい香水です。
容量も35mlと他の香水と比べて使い切れそうなサイズがあり、あまり普段香水を使い切れない人にもオススメです。
甘い香水シリーズは他にも色々レビューしているので、迷っている方はそちらも覗いてみてくださいねー!
皆さんもパリコレ常連ジバンシィのオシャレ甘い香水、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ではまた!
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