甘い香水は軽く香らせよう！しかめっ面をされない上手な付け方

こんにちは！香りの処方せんブログです。

今回は甘い香水の上手な付け方についてです。

電車やオフィスなどで、これでもかという程甘ったるい香りを振りまいている人っていませんか？

思わずしかめっ面をしてしまったり、その場から戦略的撤退をしたりといった経験のある方も多いのではないでしょうか。

今回は、「甘い香水が好きだけど付けてるとしかめっ面をされそう・・・」「思ったより買った香水が甘い香りだ、さてどうしよう。。。」みたいなお困りごとを解決できる、甘い香水の上手な付け方のコツをご紹介します！

甘い香水は最近よく騒がれる「スメハラ」の原因ともなる香りですが、実はコツさえ知っていれば優しい、親しみやすいといった第一印象を相手に与えることのできる香りです。

周りとの差別化も図れる甘い香水の上手な付け方は、ズバリ「軽く香らせること」です！

この記事では今すぐ実践できる、上手に軽く香らせるコツをまとめました。

なぜ嫌われるのか理由を知ろう！

まず初めに、甘い香りはなぜ煙たがられるのか、を調べてみましょう。

SNSなどで見てみると一番目に留まる意見は、「夏は甘い香りやめてほしい」と「同じ空間で甘い香水気持ち悪くなる」でした。

特に、甘い香水が電車などの公共交通機関で香ってきてやめてほしいという意見が多かった印象です。

確かになんとなく夏の暑い時期に甘い香りが漂ってくると、ウッとなりますよね。

また、乗り物などの閉鎖的空間で甘い香りが香ってきて気持ち悪くなるという意見も分からなくもない。

なぜそういう風に思うのでしょう？

私的には甘い香りは基本的に濃厚なものが多く、夏などの香りが揮発しやすい暑い季節はモワッと空間に拡がってしまうから、だと考えています。

特に乗り物やオフィスなどの閉鎖的空間では周りの空気が滞留することが多いので、その空間中が甘い香りでいっぱいになってしまいます。

香水は自分で感じるよりも周りは敏感に香りを感じているので、甘い香水は香りが濃厚なこと、季節によって揮発性が高まることに気をつけましょう！

また、あなただけでなくパートナーが香水臭い！ということもあるかと思います。

そんな時の上手い立ち回り方と改善方法を提案した記事があるので、気になる方はそちらも覗いてみてください！

甘い香水はどんな印象？

次に、甘い香水がどのような印象を与えるかを見ていきましょう。

皆さんは甘い香りに対してどのような印象がありますか？

私としては、大きく3つの印象があります。

かわいらしくて愛嬌がある、柔らかくて優しく見える、親しみやすい、の3つです。

香りに対する印象は人によって変わるため一概にそうとは言えませんが、他の香水と比べて甘い香水には相手のガードを緩める効果がありそうですね。

こんな付け方がオススメ！

そもそも香水をつけるときに常に気をつけておいてほしいことを先に言っておきます！

香水は「自分がたまに香りを感じる」程度の量が適量です！！

あまり自分が香りを感じないからと、かなり多量に使用している人をたまに見ますが、日常生活で感じる柔軟剤の匂いを想像してみてください。

自分の服の柔軟剤はあまり感じなくとも、周りの人の柔軟剤の香りは自分の服より感じますよね。

香水もこれと同じで、自分ではたまーに感じるくらいで周囲には常にいい強度で香っています。

ここまでの話を踏まえ、今回は実際に私が実践している付け方のコツを、季節やシーンごとにご紹介していきます！

一番気をつけよう！夏！

夏に一番気をつけないといけないのは、とにかく露出したところに付けないこと！

もはや香りが体から離れないように、がっちりとホールディングすることを意識しましょう。笑

特に上半身は鼻との距離が近いので、夏は揮発しすぎて周囲の人にはとても濃く感じてしまいます。

外出前の着替える時などに太ももの内側に一吹き付ける程度で十分です。

香りの種類にもよりますが、揮発性の高い夏は太ももの内側でも十分香りが上がってきて、動くときにフワッと香ってくれるのでかなりオススメです。

人肌恋しい季節！冬！

肌寒くて人肌が恋しくなる冬は、意中の相手やパートナーと近づいたときにじんわりと香りを感じるのがベストではないでしょうか。

甘い香りに相手のガードも思わず緩くなり、もっと引っつくことができたり、なんて後押しもあるかもしれません。

夏と比べて気温も低く厚着をしていることもあるので、お腹や胸元に一吹き付けるのがオススメです。

それによりじんわりと体温で温められた香りが胸元から顔の周りに拡がり、近付いた時に香りに気付くような演出ができます。

電車や車

こちらも夏と同じく、とにかく香りをホールドして離さないよう注意しましょう！

夏と同じく太ももの内側もオススメですが、もう一つのオススメはくるぶしにつけること。

こちらも鼻から遠いので香り過ぎて不快、と周りが感じにくいコツです。

オフィス

もはや断言しますが、甘い香水はオフィスでは不向きな香水です。

そんな人ばかりではないと思いますが、どうしても甘い香りには楽観的、無邪気といった印象がつきもので、どうしても大人らしさを求められるオフィスでは敬遠されがちです。

それでもどうしても気に入ってるからつけたいんだ！という方は夏と同じく太ももの内側につけましょう。

ちなみに私はお腹部分に一吹き弱付けていったことがあるのですが、自分でも申し訳なくなるくらいに香りが拡がっていたので上半身はオススメできません。

特に私服と比べてもシャツやブラウスだと薄着なことが多いので、とても拡がってしまうからです。

まとめ

今回は、甘い香水で周りを不快にしないための上手な付け方をご紹介しました。

特に甘い香水は他の香水と比べて香りが濃厚なので、露出部に大量に付けずに「軽く香らせる」ということに気をつけましょう！

具体的には、香りが拡がりすぎないよう、頑張ってホールディングするようなイメージで使用するのが鉄則となります。

また、甘ったるくならないオススメの甘い香水をレビューした記事もあるので、買う際はぜひご参考にしてみてくださいね！

皆さんも甘い香水を上手に使いこなして、優しくて親しみやすい印象を味方につけてみてはいかがでしょうか。

ではまた！