もう香水くさいと言わせない!男性にこそオススメのレディース香水

Perfume

こんにちは!香りの処方せんブログです。

いきなりですが、、、

香水をつけて気分を上げようと思ったのに、まわりから香水くさい!と言われた経験のある男性も少なくないのではないでしょうか。

男性がつけるメンズ香水は香水「らしい」香りのものが多く、つけ方が難しいこともしばしば。

今回は、そんな香水くさい!から卒業するための方法として、ぜひ試してみてほしい「レディース香水」について、記事にまとめました。

実は男性にもオススメのレディース香水が世の中にはたくさんあるんです。

この記事ではメンズ香水とレディース香水の違いから、男性にオススメのレディース香水までご紹介していきます!

香水くさい!という悩みには別の記事も参考になるかもしれないので、時間のある方はそちらもぜひ読んでみてくださいねー。




メンズ香水とレディース香水の違い

メンズ香水とレディース香水の一番大きな違いは、香りの「濃度」「香調」です。

メンズ香水はマリン、シプレ、モッシーなものが多く、レディース香水はフルーティー、フローラル、グルマンなものが多いのが特徴です。

???となった方も多いと思いますが、簡単に言えばメンズ香水は独特な「香水らしい香り」で「濃度の高い」ものが多く、レディース香水は「自然の香り」がする「濃度の軽い」ものが多いという解釈が分かりやすいと思います。

メンズ香水は独創的な香りが濃く香るので、うまくつけるとその人の個性や魅力を最大限引き出すことができるという長所があります。

例えばスラッと高身長の外国人男性とすれ違ったとき、一瞬でわかるくらい香水の香りがして渋かった、みたいな経験ってないですか?

まさにメンズ香水のかっこよさはここにあって、男らしさを印象づけるにはもってこいのアイテムなのです。

逆にレディース香水は自然の香りを使用したものが多く、香り自体も軽めなことが多いので「万人受け」しやすいという特徴があります。

そのため、香水らしい香りが苦手な人でも使いやすく、何度もつけ直してリフレッシュできるのが長所です。

もちろん、全ての香水が一概にこの統計に当てはまるわけではないので、あくまで「そーゆーものが多い」という程度に認識しておいてください。

レディース香水をオススメする理由

では、なぜいま男性にレディース香水をオススメするのか?

理由は全部で3つあります。

・レディース香水は「女性ウケ」のいい香水だから
・メンズファッションの流行りが中性的だから
・レディース香水の方がラインナップが豊富だから

一つずつ見ていきましょう!

レディース香水は「女性ウケ」のいい香水

レディース香水の定義はそもそも、「女性がいい香りだと感じる香水」です。

つまり、その香水をつけていると男性よりも女性に好印象だということ。

男性がレディース香水をつけると、その香りは「女性から見て」とても魅力的だと言い替えることができます。

この観点だけ見ると男性が女性にいい香りだと感じてもらうには、そもそもメンズ香水ではなくレディース香水をつけるのが正解ということになりますね。

メンズファッションの流行りが中性的

これについては、もちろんその人その時に似合う香水がたくさんありますが、最近のメンズファッションの流行りは中性的なものが多いのが特徴です。

そのため、メンズ香水と現代のメンズファッションの流行りには若干のイメージずれが生じ「やすい」と、街を歩いていて感じます。

街で流行りのオーバーサイズの服を着た優しそうな男性が、さっきすれ違ったスラッと外国人男性の香水をつけていたら、「んーちょっと印象と違うかなぁ」となる人も少なくないのではないでしょうか。

レディース香水の方がラインナップが豊富

香水を選びに行ったことがある人は店員さんに、「レディース香水ですけど、男性でもお使いいただけるユニセックスのアイテムになります」と、ほぼ一言一句違わず言われた経験ありませんか?

まさにその通りでメンズ香水=男性につけてほしい香水、レディース香水=それ以外の香水、という風に分類しているブランドがかなり多いです。

先ほどレディース香水は女性受けがいい香水と書きましたが、逆にメンズ香水は男性受けがいい香水だと言い替えられます。

もちろん世に出てくる香水はそのブランドが自信を持って提供するものなので、「どちらかに受ける」という前提で話を進めます。

そこで男女のラインナップを分ける場合は、「男性受けがいい=男性につけてほしい」かどうかを先に吟味し、それ以外をレディース香水として販売する、という流れになりがちな傾向を感じます。

そのため、どうしてもレディース香水の方が種類が多くなりがちで、自分に似合う香水も見つかりやすいです。

実際香水を選びに行くと、多くのブランドで香水全体に占める「メンズ香水」のラインナップは半分以下だとと実感すると思います。

また近年、男女格差がさまざまな側面で取り上げられていて、今後の世の中はますます男女間での境界が無くなっていくことが想像されます。

そんな時代だからこそ「男だからメンズ香水じゃないと」となるのではなく、「レディース香水もお気に入りを一本くらい持っておくかー」くらいの気持ちで試してみてほしいと思います。




男性にオススメのレディース香水

それでは実際に「男性に」オススメのレディース香水、見ていきましょう!

ミステリアスかつフローラル、CHANEL(シャネル)のN°5

私が男性の友達に絶対一番にオススメするのは、現代の香水文化の先駆けとなったシャネルのN°5。

創業者のココ・シャネルが「女性の香りのする、女性のための香りを」求め当時の調香師エルネスト・ボーに複数の試作品を作ってもらい、最後は自ら選定。

その時の試作品番号が「5番」だったことからこの名前がつけられたとされてます。

ココ・シャネルが初めて世に送り出したこの香水は発売当時、複雑かつ緻密に組み上げられた抽象的な香りが世界に衝撃を与え、そこから今の香水文化が始まったとさえ言われています。

香りは、アルデヒドノート(香水らしい香り)がイランイランの上質な香りに包まれ、ミステリアスで珍しいトップノートから始まります。

時間とともにその霧が晴れるように、ローズドゥメジャスミンのフローラルな香りに粉っぽいパウダリーな香りが乗っかって、高級石鹸のようなミドルノートに。

ラストノートはフローラルな香りが減り、トンカビーンバニラの甘い香りが官能的な香料とともに香ります。

高級な香料が節々で顔を出す、まさに「香水の女王」シャネルの名香です。

「女性のための」というコンセプトで発売された香水ですが、これがもうとにかく鼻に嬉しい高級香料のフルコースを堪能でき、男性でも上品な印象を出すことができるので一押しの香水です!

シャネルの香水についてもっと詳しく知りたい方は別の記事でご紹介しているので、そちらもぜひ読んでみてください!

上品で甘い香水、GIVENCHY(ジバンシィ)のL’INTERDIT(ランテルディ)

続いてはフランス語で「禁断」という意味の香水、ランテルディです。

モードなハイブランド「ジバンシィ」の香水で、フルーツの甘い香りが炸裂しながら上品な雰囲気にまとめ上げられたバランスに、舌を巻くこと間違い無しの香水です。

落ち着いていながら程よい遊びのある香りなので、甘い香水で気分を変えたいときの一本として一番のオススメです。

こちらもジバンシィの歴史やオススメのつけ方とあわせて別の記事でご紹介しています!

2023年9月1日に新発売したアレンジバージョン「ランテルディ ルージュ ウルティム」についても記載しているので、ぜひ読んでみてください!

フルーティーで華やか、Dior(ディオール)のJ’adore(ジャドール)

最後は女性の香水で常に人気上位「ディオール」のシグネチャー香水のひとつ、ジャドールです。

この雫のようなボトルを見たことあるよーという人も多いのではないでしょうか。

他にもミス・ディオールなど、香水ではかなり有名なディオールは、ゴージャス感やリッチ感を自然に表現することがめちゃくちゃ上手なブランドです。

ジャドールは一言でいうとトロピカルフルーティーフローラルな香水。

南国のみずみずしく甘めのフルーツに、お花の柔らかく華やかな香りが合わさり、明るく爽やかな香りです。

またラストになるにつれてミステリアスなイランイランの香りが前に出てきて、大人びた落ち着きも感じられます。

私もたまにつけていますが、男女関係なく「どこの香水?」とよく聞かれて、万人受けする香水なのかなと思います。

ほどよく香水らしい香りもするので男性でもつけやすく、それでいて優しく柔らかい印象を与えることができます。

まとめ

今回は男性にこそオススメしたい、レディース香水の魅力についてご紹介しました。

男性の皆さんは一本だけでも持っておくことで、周りと差別化できるうえに気分転換にも活用できます。

また最近の流行りを見ていると、男性は男性用のものを持つという考えはもはや時代遅れになりつつあるようにも感じます。

皆さんもここらで一本、レディース香水持っておいてはいかがでしょうか。

ではまた!

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