こんにちは!香りの処方せんブログです。
今回は夏にツラい、キッチン周りの「生ゴミ臭」について。
どのご家庭でも一度は経験したことあるのではないでしょうか?
外が暑くなるにつれて「ん?なんかニオウ。。」となっている方は、今回ご紹介する方法を試してみてください!
生ゴミ臭の原因って?
まずは、そもそもなぜ生ゴミは臭いのかというところから。
ニオイの犯人は増殖した細菌やカビなどの「雑菌」です。
生ゴミは栄養満点なため、さまざまな雑菌が喜んで増えてしまうのです。
増える時には生ゴミを分解してニオイ成分を発生させ、それが生ゴミ臭の原因となります。
なので、この雑菌が増える要因を突き止めて防止することが生ゴミ臭対策になります。
では、どのような状況で細菌やカビが増えるのか見ていきましょう。
雑菌は水が大好き。。
まず彼らが増えるのに欠かせないのが、水分です。
元々生ゴミは水分をたくさん含んでいるうえに、生ゴミ用の三角コーナーをシンクの中に置いているご家庭も多いのではないでしょうか。
実はそこ、彼らが一番喜ぶ環境になっています。
生ゴミ臭を防止するにはシンク周りに生ゴミを置かないことが大切です。
酸素が少ない密閉空間も大好き。。
細菌には密閉空間を好む「嫌気性菌」という種類のものが多く、彼らは酸素の少ない場所で増殖しやすいです。
ゴミ箱のニオイが拡散しないように、と密閉空間にしているご家庭も多いと思います。
ただ、そうすることで逆に内部のニオイが増してしまう環境を作り出してしまっています。
どうしても密閉空間にする必要は出てくると思いますが、知識として覚えておいてください。
気温が高いと元気になってしまう。。
人間と同じく彼らは寒いと大人しく、逆に暑いと活発になります。
ただ、人間より暑さに強く、真夏の気だるいような気温でも元気になり、増殖速度があがります。
真夏のシンク周りがいつもより臭いのは、これが原因です。
キッチンでは日光が当たるような場所は少ないですが、なるべく火元から離すなどして温度が上がらないよう注意が必要です。
簡単にできる応急処置!
では生ゴミ臭の原因がわかったので、次に「今日からできる」応急処置をいくつかご紹介します。
三角コーナーをやめてシンクから遠ざける
とにかく水分から遠ざけるために、三角コーナーをやめて下のようなゴミ袋スタンドを置くのがオススメです。
場所を取るのは避けたいですが、最近は折りたたみ式の便利なものが販売されています。
これであれば三角コーナーくらいの容量を確保でき、都度口を結んでゴミ箱に捨てることでニオイも拡がりません。
ただし、一度口を結んだゴミ袋は二度と開けないという強い覚悟で結んであげてください。
内部は密閉空間なので、通常よりも雑菌が繁殖してしまっています。
新聞紙やサランラップでくるんでから捨てる
新聞紙やサランラップでくるんでから捨てるのもオススメです。
新聞紙は生ゴミの水分を吸い取ってくれ、サランラップは(密閉空間にはなりますが)ニオイが外に拡がるのを防いでくれます。
新聞紙やサランラップの上で調理をして、その後くるんでポイできるので手間もかからず便利です。
コーヒーやお茶の出がらしを一緒に捨てる
また、コーヒーやお茶の出がらしと一緒に捨てると香りはマシになります。
コーヒーには脱臭効果、緑茶には殺菌効果があり、一緒に捨てるとこれらの効果でニオイをマシにしてくれます。
できれば乾燥させてから捨てると、水分も吸収してくれるので効果アップです。
アロマを使った簡単な方法も!
次にこちらも「簡単にできる」アロマを使った対策です。
やり方は「アロマスプレーを生ゴミに定期的にかけてあげる」というものです。
アロマには抗菌作用があるものが多く、そのアロマの成分により雑菌の増殖を抑制することができます。
抗菌作用がある香りとしては、柑橘系もしくはハーブ系が多いです。
最近は100均やネットなどでも抗菌アロマスプレーが置いてありますので、一度見に行ってみてください。
また、アロマの効能や手作りアロマスプレーについては別の記事でご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
完全にニオイをやっつけるには生ごみ処理機がオススメ!
次に、お金をかけてでも完全にこのニオイをやっつけたい!という人におすすめのアイテムをご紹介します。
その名も、生ゴミ処理機というアイテム!笑
生ゴミのためだけに作られたアイテムな感じがプンプンしています。笑
いろんな公式サイトでめちゃくちゃ詳しい説明が書いてありますので、今回は簡単に仕組みだけご紹介しておきます。
まず、生ゴミ処理機には大きく分けて、次の3種類があります。
・ヒーターで水分を飛ばす「乾燥式」
・微生物の入った土で分解する「バイオ式」
・上の2つを組み合わせた「ハイブリッド式」
どれも長所短所があり比較しているサイトなんかもありますが、作者が調べた結果、日常にすぐ取り入れるなら懸念事項の少ない「loofen(ルーフェン)」の一択です。
上の公式サイトに詳しいことが書いてありますが、ルーフェンがいい理由としては
・縦横30cm弱、高さが35cmとちょうどいいサイズ
・音が他のものと比べて小さい
・稼働中でもプラスで生ゴミを捨てれる
・土を入れたりするなど定期的な手間が不要
が挙げられます。
また購入時は、住んでいる地域によっては1万〜2万円程度の補助金を貰えるのも嬉しいところです。
少しお高い買い物ではありますが「毎日のニオイ対策の手間やストレスを長期にわたって減らしてくれる」悪くない投資だと思います。
まとめ
今回は多くのご家庭で悩みがちな、生ゴミ臭対策をご紹介しました。
「簡単にできる」一手間習慣とご家庭への設備投資、それぞれ一長一短でしたね。
夏は仕方ない…と諦めていた方も、騙されたと思って一度試してみてはいかがでしょうか。
ではまた!
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