こんにちは!香りの処方せんブログです。
今回はこのブログを書いている理由の一つでもある、「アロマのいいところ」についてご紹介したいと思います。
アロマがいいってなんとなく聞いたことはあるけど、、、実際どんな効果があるの?と疑問に思っている方も多いかと思います。
そんな皆さんにアロマの効能と、日常生活で取り入れるならこんな習慣はどうでしょう、ということをご紹介していきます!
アロマの効能を知って生活が少し豊かに、そんな足掛かりになれたら幸いです!
アロマが嗅覚から脳に伝わる?
まずはアロマの効能について簡単にご紹介したいと思います。
、、が!
先にアロマの効能を話すうえで欠かせない、「嗅覚」について少しだけ説明させてください。
興味ないよ!って方は読み飛ばしでOKです!笑
皆さんが日常的に、ときには無意識にずっと使用している嗅覚。
嗅覚は記憶や本能といった、いわゆる「動物的」な脳の部分に直接情報が伝達されるという大きな特徴があります。
鼻から入った香り成分は脳の「偏桃体」という部分に直接情報が伝達されるのですが、この偏桃体は皆さんが日常生活を送る上でかなり重要な役割を担っていることが分かっています。
私たちは無意識のうちにこの扁桃体を使って、興奮作用である「交感神経」とリラックス作用となる「副交感神経」の活動バランスを保っているんだそう。
つまり嗅覚には、この偏桃体に直接働きかけて皆さんの体のバランスを整えてくれる機能があると言いかえられます。
アロマの最大の効能は、この扁桃体の機能に対してアプローチできることだと言えるかもしれません。
リラックスしたい時や集中したい時などに体のバランスを自分でコントロールできる、日常生活に取り入れることで体が理想の状態に近付ける、という可能性を秘めているのが「アロマ」だということです。
はい!嗅覚の話は終わり!
他の五感と比べるとまだまだ研究が遅れている嗅覚ですが、最近ようやく「あれ?なんかめちゃくちゃ大事じゃね?」とザワつくようになり、アロマについての研究もたくさん進められています。嬉しい!
さて、最後にもう一つだけ余談を、、、
実はそんな嗅覚は鍛えられる、ということも研究で分かっているそうです。
日々の生活で少しだけ意識をするだけで、生活の質をほんの少しアップできる、嬉しい情報ですよね。
鼻が悪いことに悩んでいる方や、どうやって鍛えるのか気になる方は、別記事にまとめましたので是非試してみてください!
アロマの効果効能
ではここからが今回の本題!
実際にアロマを取り入れることでどのような効果効能があるのか、ということを見ていきたいと思います。
アロマは脳の偏桃体という部分に直接働きかける、と述べましたが、そうすることでどのような効果があるのでしょう。
脳の偏桃体は感情を発する部分でもあり、皆さんが嬉しい、腹が立つ、悲しい、楽しいといった感情を感じるのは、この偏桃体が情報を通じて様々な判断を下すからです。
よくも悪くも扁桃体クンの気分次第で我々の感情は変わってくる、ということですね。
そこに直接情報を送り込めるのが嗅覚であり、アロマです。
ここで注目したいのは、香りを嗅ぐことによる扁桃体クンの変化について。
人間の体は鼻から得た香りを情報として脳に送りますが、その際に「いい香り」と判断すると偏桃体が快感を示します。
すると、体に自律神経(交感神経と副交感神経)を通して情報を発信し、自動的にリラックス効果や集中効果、さらには考え方そのものにまで大きく影響を与えてくれます。
眠い、なんだかだるい、やる気が出ないなどなど、どうしても体が言うことを効かないのは扁桃体クンがダラけているためですが、香りにはそれを自動的にリセットしてくれる効果があるということです。
ここまでを踏まえると、アロマを選ぶ際には「好きな香り」をチョイスすることが大切です。
あくまで偏桃体が快感を示すのは、いい香りと判断した場合だけですからね。
もちろん膨大な実験データをもとに「どのアロマにどのような効能があるのか」はある程度証明されています。
私の記事でもこまめに効能についての記載がありますが、それはあくまで「いい香り」と感じることが前提だと思っておいてください!
ちなみに、嫌いな香りでもトレーニングによってそうでなくなることもあります。
先ほどご紹介した「嗅覚トレーニング」の別記事にトレーニング方法を記載しているので、この効能がほしいけど嫌いな香りだなぁと思う方は一度トレーニングしてみてもいいかもしれません。
では、そんな香りを日常生活でどのように取り入れるのか、ということについてもご紹介していきたいと思います。
日常生活に取り入れる
日常生活にアロマを取り入れるとはいっても、習慣化するのは面倒、、、実際効果があるのか分からないものに時間を費やすのは。。。という現実主義な方も少なくないと思います。
ただ、結論から言うとアロマを日常に取り入れるのは意外と時間も手間もかかりません!!
実際に取り入れる方法を一日の流れに沿ってご紹介しますので、あくまで「効果がありそう」だと感じた内容については日常生活で積極的に取り組んでみてください!
何事も行動してみるのが大切です!笑
朝起きてすぐベッドの上で
まずは朝起きてすぐの習慣です。
朝ってなんだか眠い、体がだるい、など気分が乗らないことも多いと思います。
そんな時に、枕元に置いておいたアロマオイルをティッシュに一滴垂らして鼻に近づけてみてください。
起床後すぐの脳は特に動物的な部分が優位になっているので、そこに直接「いい香り」の刺激を送り込んであげることで、偏桃体が「快」を示し体全体にプラスの発信をしてくれます。
その際、できれば「今日も頑張ろう!」とか「よし、動くぞ!」といった体を動かす言葉を心の中でもいいので唱えると効果バツグンです。
偏桃体は「快」の状態であなたの意思を受け取ることで、実際にあなたがその気分でなくても騙されてくれて、行動意欲が湧くよう体に指令を出してくれるからです。
これで朝が苦手な方も大丈夫。
元気に一日のスタートを切れるようになります!
職場のデスクでも楽しめる方法
朝いいスタートダッシュを切った後は、日中の習慣です。
アロマの良いところは場所を取らないところでもあります。
デスクの上にアロマストーンや小さめのディフューザー、なければティッシュでも構いません。
アロマを数滴垂らして自分の席にフワッと拡がるように使用してみましょう。
香りの感じ方には個人差があり、あなたの好きな香りが苦手な人もいるので、あまり拡がりすぎないように配慮してあげてください。
作者のオススメは「無印良品」さんのポータブルアロマディフューザーです。
無駄に拡がらず、自分に向けて噴霧口を向けれるのでピンポイントにアロマを楽しめます。
「仕事したくないよー」「めんどくさいよー」と駄々をこねている偏桃体クンをいい香りで強制的に「快」状態にし、「今日もいい感じだな」とか「今日の飲み会楽しみだな」とか無理をしすぎないようなプラスの意思を伝えてあげましょう。
マイナスの感情は体を鈍らせる一番の要因です。
それを取り除くことで仕事の効率はグンと上がるはずです。
緊張する大一番の前にアロマを使って深呼吸
ここまでの内容を踏まえて、プレゼンや大事な試験の前、試合前などの大一番でのアロマの使い方も簡単にご紹介しておきます。
「緊張するなぁ」「失敗したらどうしよう」とナイーブになる人がほとんどではないでしょうか。
楽しみで仕方がない!というイカれ…鋼メンタルの方はあまり関係ないので、次のステップにお先に進んでおいてください。笑
この時実践していただきたいのは3ステップ、数分で終わるちょっとしたブースト方法です。
①ティッシュに垂らしたアロマを嗅ぎながら目を瞑る
②アロマを感じながら大きく深呼吸をする
③深呼吸しながら「こうなったらいいな」とイメージする
これだけです。
アロマを嗅ぐことで偏桃体クンが「快」となり、そこに3ステップであなたの理想のイメージを記憶に送り込む、というイメージトレーニングです。
コツは、「余計なことを考えないこと」。
この3ステップが終わったら少し落ち着いていると思いますが、その後はとにかく大きくゆっくりと呼吸をすることに集中しましょう。
呼吸に意識を向けることで、変なことを考えにくくなるので是非一度試してみてください!
午後少し眠たくなってきたらもう一回!
午後の仕事ってとても眠たくなりますよね。
ご飯を食べて消化にエネルギーを使っていたりするためですが、ここでもアロマの力を使ってみましょう。
同じ要領で香りを嗅ぎ、偏桃体クンに「集中、集中!」とか「少し本気を出そう」とか伝えてみてください。
眠たいときは偏桃体クンが体を支配しているときなので、意思の言葉はいつもより少し通りにくいです。
あなたが眠くなくなる言葉を探してみて、いろいろと試してみるといいと思います!
ちなみに私は、「眠くない、ちょっとゆっくりしてただけ」と伝えるとその後本当に眠気が引く感覚があるのでいつもそう伝えています。笑
家に帰って一日の終わりに
家に帰ってからは家事やプライベートでバタバタとされる方も多いと思います。
ご飯を食べて洗濯をして、洗い物をして洗濯物を干して畳んで、、、と少なくともゆっくりする時間はありませんよね。
ただ、多くの人はそれが一通り終わってから最後にお風呂に入ると思いますので、その時にアロマの出番です。
湯船に数滴だけ垂らしたり、お風呂上りに香りを嗅ぐ、お風呂を上がって体を拭いているときにティッシュに垂らしたアロマを香る、など隙間を狙って香りを取り入れてみてください。
香りが偏桃体に届き、偏桃体クンが「快」を示すまでの時間は0.2秒以下だそう。
ほんの一瞬の隙間時間でも脳がいい状態にリセットされるので、体のストレス軽減が期待できます。
寝る前だけでも必ず取り入れたい!
最後に、寝る前だけはじっくり習慣として取り組んでいただきたいです。
というのも、起床後と就寝前は偏桃体クンが所属する「動物的」な脳が優位に切り替わっているから。
日中たくさん使った体と脳を寝てる間にしっかり休ませるために、彼らが皆さんをサポートしてくれる準備をしています。
そのためにも、たっぷりと時間を使って偏桃体クンをよいしょよいしょと持ち上げておき、脳が満足な状態に満たされてから眠りましょう。
アロマストーン、ディフューザー、ティッシュ、スプレー等香りの取り入れ方は何でも構いませんが、習慣化するために簡単なのはティッシュかなと思います。
数滴垂らしたアロマ付きティッシュを枕元に置き、できるだけ近くにスタンバイしてください。
なかなか寝付けない人ならアロマを嗅ぎながら寝転んで目を瞑っても大丈夫ですが、すぐに寝てしまう人は寝転ぶ前に座って目を瞑りながらアロマを感じる時間をつくるのがオススメです。
どれだけ疲れていても眠たくても、寝る前のこの数分を大事にすることで大きな変化を感じることができるはずです。
騙されたと思って2週間ほど、この就寝前の習慣だけでも試してみてください!
まとめ
今回はアロマの効能について脳や嗅覚の仕組みという部分から詳しくアプローチしてみました。
少し難しい内容で分かりにくい記事になってしまいましたが、少しでも参考になっていれば幸いです。
また、日常生活での取り入れ方についても、一日の流れに沿って代表的なものを記載しました。
意外と簡単だなぁと思われた方も、しっかりめんどいな!と思われた方も、一度試してみてもらえると嬉しいです。
早速買いに行きたい!始めたい!という方は、別の記事で買い方から簡単な使い方まで一から解説しているので、そちらもあわせて読んでみてください!
ちなみに、疲れている方にオススメのアロマ習慣について、ピックアップしたものも別の記事でご紹介しています。
現代科学の力をもってしてもまだ全容が明らかになっていない香りの世界。
皆さんも、アロマの持つ大きな力で日常生活をほんの少しレベルアップしてみてはいかがでしょうか。
ではまた!
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作者も実際に試してみてレビュー記事を書いたので興味のある方は見てみてください!
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