初心者でも簡単!秋にピッタリのアロマレシピを大公開します

Fragrance

こんにちは!香りの処方せんブログです。

夏が終わり、彩り豊かな秋に突入しましたね。

夏はがむしゃらに過ごしてたくさんの思い出ができ、秋になると気温の変化とともに落ち着いて物思いにふける時間が多くなる、という人も多いのではないでしょうか。

さて、そんなあなたに新たな趣味として「アロマブレンド」の世界をご紹介します。

市販のアロマオイルでは少し物足りなくなった方や、自分だけの香りをつくりたい方などなど、今までよりもっとアロマを楽しむお手伝いが出来たら、と思います。

今回は、今までアロマブレンドをしたことがない人にも簡単にできるよう、アロマブレンドに最低限必要なものからつくり方、秋にピッタリのレシピまで一挙大公開します!




アロマブレンドとは?

まず念のためアロマブレンドの簡単な説明だけしておきます。

ずばりアロマオイルを数種類混ぜて自分だけの香りをつくることです。
(本当に簡単な説明・・・)

アロマオイルの種類だけでなく配分量も自分で組み合わせることができるので、まさに無限大の香りをつくることができるのがこの「アロマブレンド」最大の特徴です。

突き詰めるとかなり奥が深いこの世界ですが、実は誰でも簡単に始めることができます。

簡単にできて奥が深い、まさに趣味としてピッタリの「アロマブレンド」を楽しむ方法をどんどん紹介していきます!

アロマブレンドに必要なもの!

特に特殊なアイテムは必要ありません!

こだわって精度や質を追求するともう少し必要なものも出てきますが、今回は「今すぐにでも始めたい」という方を優先して、準備するものは最低限で進めていきたいと思います!

必要なもの
・アロマオイル(何種類でも)
・無水エタノール
・保存容器(最悪紙コップでOK,長期間保存ならガラス遮光瓶)

あった方がいいもの(代用可能)
・ガラス棒(無くても可)
・ガラスビーカー(無くても可)
・メスシリンダー(ドロップ栓であれば無くても可)
・スポイト(ドロップ栓であれば無くても可)

本当に簡単にやろうと思えばアロマオイルと無水エタノールと保存容器だけでOKで、分量をきちんと量る場合でも上の道具一式あれば十分な質のものをつくれます。

では、実際につくっていきましょう!

つくり方も簡単♪

アロマブレンドはざっくりいくと次の簡単3ステップで完成です!

①無水エタノールをガラスビーカー(もしくは保存容器)に少しだけ入れる
 →量が多いほど香りの拡散が早くなるよ!
②アロマオイルを決めた分量入れる
 →ドロップ栓が便利!
③均一になるまで混ぜたら完成、用途に合わせた保存容器に移す
 →劣化を防ぐためガラス遮光瓶がオススメ!

分量を量らない場合は、①のガラスビーカーは③の保存容器と兼用でも構いません。

また、今回は均一に混ざるように無水エタノールを使用しますが、濃度100%で作成したい場合は使用しなくても問題ありません。

その場合はかなり混ざりにくくなるのでガラス棒が必要となりますが、ガラス棒がなければマドラー等でも構いません。(割り箸は木の匂いが混ざったり、オイルを吸収するので△)

無水エタノールは香り自体には直接影響しませんが、量が多ければ多いほど香りの拡散が早く、無くなるのもその分早くなります。

②のアロマオイルを入れるときは、1滴(約0.05ml)ずつ滴下できるドロップ栓がついたアロマオイル容器なら計量しなくても大体の分量が分かって便利です。

ドロップ栓がない場合やもっと正確に計量したい時に必要なのがメスシリンダーとスポイトです。
(使用方法は理科の実験で習った通りです!笑)

③の保存容器はできればガラス遮光瓶を使用しましょう。

アロマオイルは日光に弱く傷みやすいものもいるので、すぐ使い切るなら紙コップ等でも構わないですが、長期間保存する際は注意が必要となります。

突き詰めだすとキリがありませんが、絶対に守っておきたい注意点はその程度です。

どうでしょうか?意外と簡単だなぁと思った方も、おいおい、意外とめんどくさいがなと思った方も一度この方法で試してみてください。

アロマオイルは混ぜることでグッと奥行きが増すのが大きな特徴でもあり、一度試してみると完成度の高さに驚くと思います。

次に作者のオススメレシピもご紹介しますが、市販のオイルにはないあなただけのオリジナルブレンドをぜひ一度つくってみてください!




作者オススメの秋アロマレシピ

今回は「秋」がテーマということで、秋の季節にピッタリのアロマオイルを使ったブレンドレシピを特別に3種類ご紹介したいと思います!

それぞれ分量を比率で記載しているので、つくる数量に合わせて使用してください。

みんな大好き「キンモクセイ」のレシピ

日本の秋の香りといえば絶対外せないキンモクセイを使ったレシピです。

おそらく日本で生活していると、一年で一番敏感に感じるこのキンモクセイの香り。

キンモクセイの香りがして秋感じるなぁ。という会話を皆さんも人生で一度はしたことありますよね。

実はそんなキンモクセイからもアロマが得られ、「オスマンサス」と呼ばれています。

取り扱っているお店はかなり少ないですが、このオスマンサスのアロマはとても上品な香りがします。

今回は、この上品な香りを引き立たせるため、上品な甘い香りが特徴の「クローブ」とスッキリとした香りの「ティーツリー」を使ってブレンドしました。

クローブ:オスマンサス:ティーツリー
=2:3:1

あくまで主役のオスマンサスの上品な香りが引き立つよう考慮したブレンド。
人工的でなく自然なキンモクセイを感じられるよう、クローブとティーツリーで緑の印象付けをしました。
オスマンサスの香りをもっと楽しみたい方はクローブを半分に減らしても〇です!

寒い季節にピッタリ「シナモン」のレシピ

食欲の秋、デザートの秋という人には欠かせないシナモンを使ったレシピです。

シナモンのアロマは皆さんが想像する、甘い物にかかっているシナモンとかなり近い香りがします。

今回は、シナモンロールの本場スウェーデンで実際に使用されているスパイス、「カルダモン」のアロマとブレンドしてみました。

シナモンの香りと相性の良い「ラベンダー」で全体のバランスを整え、本場のシナモンロールの香りを再現したブレンドです。

シナモン:ラベンダー:カルダモン
=3:1:2

甘いだけではなくピリッとしたスパイシーさも感じられるブレンド。
ラベンダーの華やかな香りが全体にグッと奥行きを与え、シナモンを引き立たせてくれています。

心を落ち着かせたい時は「ジャスミン」のレシピ

秋になると気温が下がり夜も長くなるので、寂しさを感じたりなんとなく落ち着かず眠れないこともしばしば。

学校でもイベントが多い季節で、次の日のことを考えるとどんどん不安になってくる、という経験のある人も多いのではないでしょうか。

そんな落ち着かない夜にオススメなのがジャスミンのアロマを使ったレシピです。

ジャスミンのアロマには不安や悩みを和らげ感情のバランスを整えてくれる効果があるとされていて、リラックスして気持ちを落ち着ける手助けをしてくれます。

香り自体も芳醇で華やかなので、今回はより親しみやすい香りとなるように柑橘系の王道「ベルガモット」を使用しました。

また、ジャスミンと香り系統の近い「パチュリ」を使用し、芳醇な香りを堪能できるよう配慮したブレンドです。

パチュリ:ジャスミン:ベルガモット
=1:3:2

ジャスミンの芳醇な香りを引き立たせつつ、ファーストインパクトで抵抗が出にくいようにベルガモットをブレンド。
ジャスミンの香りを最大限堪能したい方は、ベルガモットを減らしてみるとジャスミンの香りの強さにびっくりすること間違いなし!
今回は寝れない夜に、というコンセプトなので香りの強さは抑えめでのブレンドとしました。

まとめ

さて、今回は「アロマブレンド」を簡単に始められる方法をご紹介しました!

この記事を読んで少しでも興味の出た方は、のめりこんでしまうこと間違いなしのこの世界。

慣れてくるともっとたくさんの種類を自分なりにブレンドして、家や車、デスク周りに今までなかった香りという彩りを足してみるのもいいかもしれません。

毎日が少しだけ楽しくなるアロマブレンドの世界、皆さんも趣味の秋に勇気を出して飛び込んでみてはいかがでしょうか。

ではまた!

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