こんにちは!香りの処方せんブログです。
誰でも自宅にひとつは置いているであろう芳香剤。
「香りが全然しない…」「思っていた感じと違う…」といった悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
実はそんな芳香剤、置き方一つで全然違った雰囲気のお部屋を演出できるんです。
今回は作者が試行錯誤を重ねて見つけた、「部屋別」オススメの香りと置き方をご紹介します。
少しの工夫で、もっとオシャレで居心地の良い家に大変身させましょう!
芳香剤の置き方と注意点
芳香剤を買ってきたけど、あまり香りがしない、、、
みたいな経験のある方いませんか?
実は芳香剤の拡がり方には特徴があり、間違った置き方をすると「あれ??」なんてことになってしまうんです。。
せっかく楽しみにして封を切ったのに香ったのは最初の数日だけ、、なんて経験のある方は、これから書く注意点に意識して芳香剤を置いてみてください!
できるだけ高いところに置こう!
まず知っておきたい知識として、芳香剤の香り成分は空気より重いものが多いということです。
空気より重いため、香り成分は必然的に部屋の下の方に溜まってしまいますよね。
香りが拡がらないなぁと思っていたのは、実は香りが鼻より下の高さに拡がっていて感じることができないだけなんです。
最近は成分が改良されたり、プシュっと上に噴き出したりするものも販売されていてかなりマシにはなっていますが、、、
それを踏まえて、「芳香剤は鼻より高い位置に置く」ということが一つ目の注意点です!
製品によって違うので一概には言えませんが、少なくとも「鼻より高い位置」に置くことで香りの感じ方が大きく改善されます。
換気扇から遠い位置に…
もう一つは空気の流れについてです。
お部屋の空気は扉や窓などの外部に面した開口部から入り、水まわりやキッチンなどの換気扇から出ていくという流れが一般的です。
ですので、「芳香剤は換気扇から遠い位置」に置く方が香りが拡がりやすいということになります。
少なくとも換気扇の直下に芳香剤を置くと、部屋に全く香りが拡がらないということは覚えておきましょう!
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「部屋別」オススメの香りと置き方
それでは部屋ごとにオススメの香りを見ていきましょう!
今回はフレグランスブランドのものではなく、ドラッグストアなど比較的身近で販売されているものを選びました。
もちろんフレグランスブランドの方が上品な香りが多いですが、その分お値段も高いです。
ですが最近はそんなブランド品でなくとも十分いい芳香剤がお手頃価格で手に入るので、長く使えるコストパフォーマンスの良いものをご紹介します。
玄関編
まずは家の第一印象となる玄関からです。
来客のおもてなしはもちろん、疲れて帰ってくる毎日や特別な一日の始まり・終わりなど、様々なシーンで必ず通る場所ですよね。
そんな玄関にオススメの香りは間違いなく「爽やかでスッキリする香り」です。
柑橘系や優しいフローラル系、爽やかなマリン系などを選ぶようにしましょう!
一番気を付けたいのは、ここで強いムスク系などの甘い香りを置かないことです。
玄関が甘い香りになると、靴の香りと相まって玄関の雰囲気がかなり重たくなる可能性があります。
また、好き嫌いの分かれる強い香りは来客時に「うっ…」となることもあるため、玄関ではクセの少ない爽やかな香りを選択するのがオススメです。
空気の入れ替わりが大きく芳香剤が無くなるのも早いので、値段が安くて大容量のものをご紹介しておきます。
置き方としては少し低めの場所に置くのがオススメです。
靴の脱ぎ履きをする場所で、来客がまだ家の香りに慣れていない場所なので、扉を開けてすぐ香るより靴を脱ぐ時にしゃがんで初めてふんわりと香るのがいいと思います。
また、人が通り過ぎる際に下に溜まった香りをすくい上げてフワッと香ってくれるので、鼻より少し下の棚の上などに置いておきましょう。
トイレ編
トイレには華やかな香りのするフローラル系、もしくは清潔感のあるソーピー(石鹸調)な香りがオススメです。
ただ、フローラル調の強い香りは、異臭と混ざった特有の臭さが苦手な人も多いので注意が必要です。
その場合は消臭剤も一緒に置くことで、香り全体の強さを調整してあげましょう。
作者的にはトイレ用芳香剤は香りが強すぎて逆に気持ち悪くなることも多いので、柔軟剤で有名な「LAVONS」の固形芳香剤がオススメです。
フローラルでありながらも石鹸っぽい清潔感があって、自然で優しい香りです。
どうしても異臭のしてしまう場所ですので、香りはもちろん置き方に工夫が必要です。
トイレの空気は入口扉の足元隙間から換気扇に向けて流れるので、基本的には下から上に流れます。
ですので、入口近くのできるだけ低い位置に置くことで、新しい空気がいい香りになります。
異臭の原因となる便器の水タンク上に「消臭剤」、入口扉近くの低い場所に「芳香剤」というポジショニングが作者的には最強です!
リビング・ダイニング編
一番動き回ったり長い時間過ごす場所であるリビング・ダイニングには、お家の顔となる香りを選びましょう!
特にこんな香りにした方がいいというのはありません。笑
お値段以上にゴージャス感のある「Laundrin」のシリーズが作者的にはオススメです。
こちらも柔軟剤で有名なブランドですが、香りだけでなくボトルもシンプルかつオシャレでどこにでも馴染みやすいのが魅力です。
リビング・ダイニングの芳香剤はできるだけ高いところに置くようにしましょう。
部屋自体が一番広く、香りを拡げる必要があるためです。
また、食事をする場所でもあるので、近くに芳香剤があると食事をする時に邪魔になってしまいます。
外気を取り込む窓付近の背の高い棚の上なんかがいいと思います。
ソファなどの座る場所ではサイドテーブルなどに別の香りを置いて、香りのアクセントとするのもいいかもしれないですね。
キッチン編
食材を扱う場所なので、芳香剤を置く際はケンカしない香りを置くようにしましょう。
作者的には柑橘系一択です。むしろ置かない方がいいかもしれません。
置き型の芳香剤は冷蔵庫の上や食器棚の上など本当に高いところに置くか、スプレータイプなどで食事が済んだ後に一吹き出来る程度のものがオススメです。
家の中で唯一と言っていいですが、香りがしない方が清潔感のある場所ですね。
どちらかというと芳香剤ではなく、洗剤のようなもので柑橘系のものを選ぶのがいいと思います!
ベッドルーム編
ベッドルームではぐっすり眠れるよう、リラックスできる香りを選びましょう!
イランイランなどのオリエンタルな香りや優しいムスク系、フローラルブーケのような柔らかい香りがオススメです。
客人は基本的に足を踏み入れない場所なので、自分のお気に入りのもので構いません。
作者が一人暮らしを始めて「こんなに優しい香りあるんだ!!」と衝撃を受けた香りをご紹介しておきます。
こちらも値段がトップクラスに安く、容量も十分なのでとてもオススメです。
ベッドに入った時に香りを感じられるよう、ベッドの頭なんかに置くのがオススメです。
ベッドルームでは何種類かのお気に入りの香りを置いて、香りの組み合わせを楽しんでみるのもいいと思いますよ!
【番外編】クローゼット編
クローゼットなんかに芳香剤置くの?と思う方も多いと思います。
もはやクローゼットに置きだしたら終わりだよ、と思うかもしれませんが、これが結構いいんです。笑
というのも外出前に服を選ぶと思うのですが、クローゼットを開けた時にフワッと香りが拡がって、とてもワクワクして外出前に気分が上がるんです。
もちろん柔軟剤や香水なんかで香りは十分なので、特にここまで芳香剤を置く必要はありません。
あくまで置きたい人向けにこんなアイテムもあるよといった程度にご紹介します!
こちらも「LAVONS」のサシェと言われるアイテムです。
板状の香りアイテムで、見た目もかわいらしいのでプレゼントとしてもオススメです。
部屋の境界で香りの相性を考えよう!
最後に、部屋ごとに違う香りを置く際に注意したいことをご説明しておきます!
隣り合う部屋同士で「香りの相性」を必ず考えて購入してほしいという点です。
例えば玄関に爽やかなマリン系を置いていて、リビングには甘いムスク系の香りに置くとします。
この場合、玄関とリビングの間の廊下ではマリン系とムスク系が混ざり合い、少し香水チックな香りになってしまいます。
他にもトイレのラベンダーの香りが玄関の方まで香ってきたりと、隣り合う部屋には少なからず香りが伝播します。
もちろんそこまで違和感を感じることは少ないですが、自分の演出したい雰囲気と違う香りにならないように注意しましょう!
まとめ
今回は芳香剤のオススメの香りと置き方を「部屋別」にご紹介しました!
香りだけでなく置き方も工夫することで、また一味違ったお部屋の雰囲気を演出できます。
最近はたくさんの芳香剤が市販されていますが、買ってみてあんまりだと思っていた芳香剤も置き方を変えるだけでいい感じの雰囲気を醸し出してくれるかもしれません。
友人や恋人が来た時に「オシャレな家だね」「いい匂いだね」と言われるような家を、皆さんも探求してみてはいかがでしょうか。
ではまた!
和モダンなアロマキャンドル-風狂 huukyou
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「日本らしさ」をテーマに、日本にある昔ながらの情景を切り取りアロマキャンドルという形で表現したブランドです。容器には信楽焼を用い、香りだけでなくそのデザインにも日本らしさが落とし込まれています。
香りは数種類のアロマをオリジナルでブレンドしていて、一度使い切っても容器を捨てることなく詰め替えることができるリフィル用キャンドルも用意されています。
たくさんのモノで溢れた現代において、わびさびの精神のもと隅々にまでこだわったものづくりこそ「日本らしさ」ではないでしょうか。
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