こんにちは!香りの処方せんブログです。
香水ってたくさん種類があって選ぶのが難しいですよね。
そんな悩みのある皆さんに少しでも参考になれば、と思い、今後は私が実際に使用したことのある香水をご紹介していきたいと思います!
手短にブランドのご紹介と製品の使用感をレビューしていきます!
記念すべき初回は、英国王室御用達の「PENHALIGON’S(ペンハリガン)」から、海洋貿易で世界中を旅する帆船をイメージした香水「LOTHAIR(ロタール)」をご紹介します。
もうとにかく上品なこの香水、甘い香水をお探しの方は是非試してみてほしい一品です!
ペンハリガンってどんなブランド?
ペンハリガンは一言でいうと、イギリスの最高級フレグランスブランドです。
1870年に開業した一軒の理髪店から始まり、現在では「ロイヤルワラント」というイギリス王室が認めたブランドだけに与えられる称号を2つ保有する、英国王室御用達のブランド。
創業当時からクリエイティブで画期的な香水づくりの姿勢を貫き、伝統的なブランドでありながらも常に新たな表現を追い求めています。
その姿勢から生み出される感動的な香りは、150年以上に渡り世界中のファンを魅了し続けています。
私個人的なイメージは、メディア露出の少ない渋めの高級老舗ブランド、みたいな感じです。
いいものを粛々と生み出し続けるその姿勢や香りに一度魅了されれば、一生モノのお付き合いとなってしまうこと間違いなしのブランドです!
ロタールを実際に使ってみた感想
香りはどんな感じ?
実際の香りをレビューしていきたいと思いますが、ロタールは全体的に甘い香りが特徴です。
付け始めはグレープフルーツやシトラス調の柑橘っぽい香りが拡がり、そこから体温で温められると徐々に甘い香りに変化していきます。
トップノートのシトラス調の香りの奥にはすでに甘めのバニラのような香りがスタンバイしていて、次第に強くなってくる印象を受けました。
その後、長く続く甘い香りに少しずつ「くすみ」が出てきますが、この「くすみ」が上品に全体を一つにまとめあげてオシャレな大人感を演出してくれます。
この「くすみ」はペンハリガンの香水ではお馴染みで、なんとも言葉にし難い格好良さ、オシャレさを引き出してくれます。
バニラのようにただただ甘いだけの香りではなく、くすみによってロイヤルミルクティーのような甘くも香ばしくもある香りに感じることができます。
最後まで大きな変化なくこの香りが続きますが、時間とともにウッディで温かい甘さも加わり、長時間ふんわりと香ってくれて付け直しが少なくて済むのも特徴です。
常に甘いながらも上品さを忘れない、英国スタイルを全身で体現するような香水だと感じました。
こんな使い方がオススメ♪
まずトップノートのシトラス調ですが、体温の高い部位につけると本当に一瞬で消えてしまいます。
この香りを長持ちさせたい人は、くるぶしに付けるのがオススメです。
特に寒い季節などは他の部位と比べると足首は体温が低めなので、一時間くらいはこの香りが感じられて爽やかな印象もアップすると思います。
また、独特の「くすみ」は強く香ってしまうと、香水が苦手な人には少し抵抗があるかもしれません。
手首や首回りに付けるのもいいですが、シーンを選ばずに使用したい場合はお腹や太ももなど、服で隠れる部分に付けましょう。
香りの変化が少ない香水なので隠れた部位に付けると香りが飛びにくく、長時間ふんわり香ってくれて上品な印象がアップします!
一日を通して何度も付け直しをするというよりも、香りの飛びにくい部位に付けておいて一日中ふんわりと香る使い方がオススメの香水です。
また、甘い香りは好き嫌いが分かれる、つけ方が難しい香水の一つです。
鉄則は「軽く香らせること」。
詳しいことは別記事でご紹介していますが、甘い香水をうまく日常に取り入れることができれば、香水のつけ方の幅は大きく広がります。
他にも様々なラインナップが!
ペンハリガンという名前を聞いたことはあっても、実際の香水ラインナップまではご存じないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ペンハリガンの中でもユニークなコレクション、「ポートレート」についても少しだけご紹介しておきます。
ポートレートはペンハリガン香水の中でも最高級のシリーズですが、何よりも面白いのがそのコンセプトです。
「イギリスの上流階級を舞台にした物語」として、19世紀後半のジョージ卿一家とその周りの人々をイメージして、それぞれ香りで表現しています。
ひとつひとつに別の人の名前が付けられた香水には、それぞれのキャラクターの性格に合わせた香りを調香するだけでなく、それぞれにピッタリな動物でボトルを表現するというこだわりよう。
購入する際は店員さんにこの人はこんな人で、といった感じでストーリーやそのキャラクターの性格を教えてもらい、キャラクターによる違いを楽しみながら香りを選ぶことができます。
選ぶ時は友人や恋人と映画を見ているかのように物語を楽しむことができ、購入してからもボトルの動物や香りの美しさに魅了されます。
最後まで香水を楽しむことができるポートレートもぜひ一度お店で試してみてください。
まとめ
今回はペンハリガンのロタールという香水についての簡単なレビュー記事でした!
寒い季節用に一本は持っておきたい甘い香りの香水ですが、甘すぎるのはちょっと、、という方にオススメの上品な一本でした。
他にもオススメの甘い香水をレビューした記事があるので、気になる方はそちらも覗いてみてくださいねー!
イギリスの長い歴史が育んだ高級なフレグランス、皆さんもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
ではまた!
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家の整理がてら、もう使わない香水などがあればぜひ試してみてください!
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